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ドラゴンスクロール
甦りし魔竜

このたびはコナミの「ドラゴンスクロール甦りし魔竜」をお買い上げいただきまして誠にありがとうございます。
プレイされる前にこの説明書をお読みいただきますと、より一層楽しく遊べます。正しい使用法でご愛用ください。


<もくじ>

ものがたり
遊び方
コントローラーの操作方法
ウインドー画面の説明
アイテム説明
ドラゴンについて
敵キャラクターの紹介
パスワードについて
ヒント集


<ドラゴンスクロール ものがたり>

――甦りし魔竜――
時は魔術の時代。3つの頭を持つ、クロムドラゴンを崇拝する黒の魔術と、光り輝くゴールドドラゴンを崇拝する白の魔術が存在し、思想の違いと領土をめぐって、幾度もの戦いが行なわれていた。神ナルメはこの対立に終止符を打つべきだと考えた。クロムドラゴンを山岳地帯に、ゴールドドラゴンを砂漠に眠らせ、魔術師から魔力を奪い、8冊の魔術書に封じて砂漠の聖なる塔に隠してしまった。

神ナルメがこの世から魔術を抹消して、数百年がすぎようとしていた。人々は平和に暮し、村や街は栄えていた。暮しが豊かになると、悪い事を考える者があらわれてくる。ここに欲深かな、サフラ、カカイ、ウナスという3人の盗賊が登場した。3人はある日悪事をはたらき、人々に追われ、砂漠に迷い込んだ。さんざん歩きまわって、魔術書を封じ込めた聖なる塔にたどりつき、魔術書を発見してしまった。3人はこれを売れば、相当な金になると思い、8冊の魔術書を山分けし、各地へ散らばっていった。魔術書が持ち出されたことによって、クロムドラゴンは永い眠りからさめ、再び暗黒の魔術の時代がはじまろうとしている。そこで、神ナルメは、ゴールドドラゴンに正義の血を与え、よみがえらせ、フェラムという1人の勇者に姿を変えた。そして、魔術書をすべて取りもどし、クロムドラゴンを永遠の眠りにつけることを、フェラムの使命とした。

ここから先は、あなたがフェラムとなり、魔力を身につけ、謎を解き、物語を作って行くのです。さあ、神ナルメの正義の血のもとで、あなたのフェラムはどう成長して行くでしょうか。


<遊び方>

プレイヤー、フェラムは、3人の盗賊によって盗み出された8冊の魔術書を捜し出し、クロムドラゴンを倒し、永遠の眠りにつけます。
3人の盗賊は各地に散らばり、魔術書を売ってしまったり、他の種族に奪われたりしています。その情報や、旅に必要なアイテムを集めなければなりません。
フェラムは経験を積み、魔術師としてのレベルアップが必要です。また、レベルが達していても、魔術のアイテムを持っていなければ、魔術は使えません。


<コントローラーの操作方法>

十字コントロールボタン ・プレイヤーが4方向に移動
・ウインドー画面での▼カーソル移動
SELECTボタン ・ウインドー画面の呼び出し
Bボタン ・魔法の使用
・ウインドー画面のキャンセル
Aボタン ・杖の攻撃
・ウインドー画面の送り

[杖の使い方]
SELECTボタンでウインドー画面を呼び出し、1枚目のウインドーのSTICKの欄の▼カーソルを動かして選択します。
(「炎の杖」はレベル5以上、「魔弾の杖」はレベル8以上にならなければ使えません。)

[魔法の使い方]
SELECTボタンでウインドー画面を呼び出し、2枚目のウインドー画面のMAGIC欄の、▼カーソルを動かして選択します。
(プレイヤーのマジックポイント(MP)が、魔法を使う時の消費マジックポイントより大きくないと、魔法は使えません。)


<ウインドー画面の説明>

SELECTボタンを押すと、ウインドー画面が現われます。
ウインドー画面は全部で4枚ありますが、3枚目、4枚目のウインドー画面は、アイテムの水晶玉を持っていないと、表示されません。
ウインドー画面の操作は、Aボタンで次のウインドー画面を呼び出し、Bボタンでウインドー画面のキャンセルを行い、ゲーム画面にもどります。

[各ウインドー画面の説明]
〈1枚目〉

〈2枚目〉

〈3枚目〉
プレイヤーが水晶玉を持っていると表示される画面で、プレイヤーと3人の盗賊の位置がわかる。

〈4枚目〉
盗賊3人の居場所をさらに詳しく説明する画面。


<アイテム説明>

プレイヤーが手に入れると、持っているだけで有効。
銀の指輪
プレイヤーの動きがスピードアップできる。
金の指輪
敵からのダメージが半減できる。
水晶玉
3人の盗賊の居場所がレーダー画面に写る。
読解液
他部族の言葉がわかる。
魔法の鍵
閉ざされている扉がすべて開く。

[杖の説明]
プレイヤーの武器。自由に選択できる。
魔術の杖
プレイヤーが最初から持っている杖で、攻撃は杖の先から魔法の波動を出す。
炎の杖
プレイヤーがレベル5以上で使える杖。杖の先から魔力の炎を出す。炎は一定距離飛び、落下して燃え上がる。
魔弾の杖
プレイヤーがレベル8以上で使える杖。杖の先から魔法のエネルギー弾を出す。最大の攻撃力を持つ。

[魔法の説明]
プレイヤーの使える魔法はマジックポイントによって決められる。
雨の鐘
雨を降らせ、雷をおこすことができる。
暗闇の鐘
暗闇にすることができる。
静止の鐘
時間を止めることができる。
魔解の鐘
雨、暗闇、静止の魔法を解くことができる。


<ドラゴンについて>

[ゴールドドラゴン]
白の魔術師たちに崇拝されている。高地を好み、石でできたすみかに住んでいる。
性格は善良公明正大で、平和を愛する。人間や動物に姿をかえて現われることが多い。
知能が非常に高く、多くの呪文を知っている。身の丈18m。口から炎のブレスと、エネルギー魔炎を吐く。
ゴールドドラゴンが、神ナルメの命をうけて変身した姿が、勇者フェラムである。

[クロムドラゴン]
黒の魔術師たちに崇拝されている。すべての善なる生物をきらい、残酷さを愛する。地獄を支配している。
頭は3つあり、それぞれ異なった攻撃力を持っている。1つは口から炎を吐き、あとの2つは爆泡を吐く。
身の丈40m。クロムドラゴンは、腹部の心臓にとどめをささない限り、永遠の眠りにつかすことはできない。


<敵キャラクターの紹介>

[森(デルモス王国)]
狼騎士
狼騎士族、人殺し用の剣を持っている。
昔、狼騎士の先祖は、剣に雷が落ちて死んでしまったので、この部族はそれ以来、雨になると逃げ去ってしまう。
バーバリアン
こん棒をもった原始人。
森の住人
デルモス王国のことをよく知っている。
サソリ
毒を持っており、飛ばしてくる。

[砂漠(ザリク砂漠)]
ミイラ
数百年の眠りから目覚めた女性のミイラ。
雨にぬれて包帯がとけるのを恐れ、雨になると自分が長年眠っていた場所へ戻っていく。また、夜になると、自分の容相を気にしなくて良いためか、動きが活発になる。
砂漠の住人
ザリク砂漠の伝説をよく知っている。
コウモリ
砂漠に住むコウモリで珍しい。
スライム
無知の生物であるが、人間の臭いを感じると飛びついてくる。

[カストル(カストル王国)]
トカゲ騎士
三代目のトカゲ騎士が、オートスアリア国に遠征した時、ブーメランとユンケの実を持って帰ってきた。ユンケの実はすこししか持って帰らなかったため、上流階級のものだけとなり、騎士はめったに食べられないので、その実を見ただけで目の色を変える。
ガイ骨
カストル地帯をさまよい、歩きつづけている。
人喰植物
人が近づいてくるとクルクル毒(プレイヤーのコントロール操作が一定時間逆になる)をはく。
スライム
カストル地帯に生息する無知な生物。

[湖(レクイ国)]
亡霊騎士
後ろからオノで襲われ、死んでも死にきれず亡霊になった。目が強度の乱視のため、あたりかまわず襲ってくる。夜になると、目にたよらず感がはたらき、元気に動きまわる。ユンケの実を食べ、食中毒を起こし死にかけた事があるので、それ以来ユンケの実をさける様になった。
半魚人
湖に住む騎士で、フォークのようなヤリを武器とする。
湖の住人
神殿に仕える住人で、いろんなことを知っている。
スライム
湖地方に生息する無知な生物。

[山岳(マテン王国)]
鳥人騎士
鳥が自ら遺伝子を組み換え、人間と同等な頭脳を持つようになった。
普段は空を飛んでいるが、人間を発見すると、降下してきて矢で攻撃してくる。遺伝子組み換えの時、失敗して鳥目になったため、暗くなると用心深くなる。主食はユンケの実である。
岩男
岩から生まれ、危険を感じると足をひっこめ体当りしてくる。
コウモリ
高地に住むコウモリ。動きがはやくしつこい。


<パスワードについて>

ゲームオーバー時に、神ナルメがパスワードを教えてくれます。これをメモしておくと、ゲームオーバー時の状態で、ゲームを再び始めることができます。

[パスワードの打ち込み方]
タイトル画面で、SELECTボタンを使って、“START” か “CONTINUE” を選びます。
決定はSTARTボタンで行います。
 “START” を選ぶと、ゲームのはじめからスタートします。
 “CONTINUE” を選ぶと、次のパスワード画面へと進みます。
十字ボタンで打ち込みたい文字にカーソルをあわせて、Aボタンで打ち込みます。まちがった文字を選んだらBボタンで消すことができます。文字を全て打ち込んだ後、Aボタンを押すと、ゲームが始まります。


<Hint Hint!>

情報やお話しは、住人や騎士たちが知っているから、魔術の杖を使ってうまく聞き出せ!
その国に伝わる昔話や、人々の叫びなどの秘密事は、クロムドラゴンの黒の魔術によって、石像に封じ込まれている。魔術の杖や魔法を使って話しを聞き出すんだ!
アイテムや魔法の道具は、黒の魔術であるクロムドラゴンに奪われないように、人々が隠してしまっている。杖や魔術を使い、捜し出せ!
山岳や湖には、レベルを上げ、魔術をマスターしてから行こう。
どんなに強い敵でもかならず弱点はある。あきらめず、杖や魔術をいろいろ変えて戦ってみよう。
特別なアイテムがないと行けない所がある。アイテムは全部そろえよう!


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