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桃太郎伝説

このたびは、ハドソンのファミリーコンピュータ・シリーズ「桃太郎伝説」(HFC−MO)をお買い上げいただきまして、誠にありがとうございました。ご使用の前に取扱い方、使用上の注意等、この「取扱説明書」をよくお読みいただき、正しい使用方でご愛用下さい。なお、この「取扱説明書」は大切に保管して下さい。


蜂栄62年 10月 26日
桃太郎新聞1号
PEACHBOY TIMES VOL.1


本誌独占発表
桃太郎 “鬼退治” の決意を表明!!

村の人々を苦しめる鬼を ボクは許せない!!
 最近の鬼族の行動は目にあまるものがある。と、25日、桃太郎(六)は、鬼ヶ島へ鬼退治に行くと発表した。
桃太郎は六年前、おばあさん(当時六八)が川で洗濯をしている時に拾った大きな桃から生まれ、当時のマスコミを騒がせたのは、まだ記憶に新しい。その後、おじいさん(当時七二)おばあさんに引きとられてスクスクと育っていった。六年の歳月がたち、桃太郎が突然「鬼退治に出発する」と語ったことに対し、おじいさん、おばあさんを始め各方面では強いショックを受けている。
一方、鬼族は「ペットのふんを処理しない」「ゴミを決められた日に出さない」等、村の美化条例に反発したのを発端に、窃盗、万引き、凶器準備集合罪等を中心に活動する犯罪組織に成長し、奉行所の手を焼かせている。
「そんな鬼族に対して六歳の少年に何ができるのか」という批難の声があがる中、25日の記者会見の席上で桃太郎は次のように語った。
「村の人々を苦しめる鬼を、ボクは許せない。今まで親切に育ててくれたおじいさん、おばあさんに、こういった形ででも、ご恩返しがしたい。どんなに手強い鬼でも、愛と勇気を持って戦えば、きっと勝利を得られるはずだ!!」
 鬼に制圧されつつあるこの世の中で、長い道中、かなり厳しい旅を強いられるであろうと、養父母であるおじいさん、おばあさんは不安の色を隠せない様子だ。

いつかきっと何かをしでかす子じゃとは思っておったが!
おじいさん、おばあさんは、旅立つ桃太郎に次の言葉を送った。
「桃太郎は生まれた時から元気いっぱいで、ここまで成長したかと思うと鬼退治とは…。いやはや、いつかきっと何かをしでかす子じゃとは思っておったが、まさかこんな大それたことをしようといいだすとはのォ。まあ、桃太郎ならきっと、この大偉業を成し遂げてくれると信じておるじゃ」 「やれやれ、やっと子宝に恵まれたかと思えば、あの恐ろしい鬼をやっつけるなんて…。わたしはあの子さえ無事戻って来てくれさえすれば、それで充分です。とにかく身体だけは気をつけて欲しいですね」
 今となっては頼る者もない村人たちの期待は、桃太郎に一心に集まっているのも事実。


桃太郎さんには頑張って欲しいだよ!
 花咲か村に住む村人は、
「オラの村さ、昔は桜の花さ満開で、きれーなエエ村だっただが、鬼さ来るようになったら、みィンな花さ枯れちまうし……桃太郎さんには頑張って欲しいだよ。…え? オラ!? オラはそんな、鬼退治だなんておっかねーもんは、したくねーだよ。陰ながら応援するのが精一杯ですだ」と語っている。また、村のお地蔵さまは「お地蔵さまは歩けないので、ある乗り物に乗っています。その乗り物は自動(じぞう)車!!」とあいかわらず呑気。
 この国の秘境に住む仙人たちも、桃太郎の旅を全面的にバックアップする意志を発表している。

最後に本誌の突撃記者・瓦番太郎が、決死の覚悟で赤鬼の談話をとってきた。
「あーん? モモタロウだって? そんなガキンチョに何ができるってんだ!? 愛と勇気だなどとバカげたことを言ってても、腹のたしにはならねェぜ。もう少し利口にならねェと長生きできねェぞ!!」と、鬼はかなり強気である。
赤鬼
 命からがら逃げてきた瓦番太郎は、泣きながら頭にコブを二十数個つくっており、全治二週間で、現在療養中。
 今後の桃太郎の動向に注目していきたい。

   <裏面に関連記事>


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村にはさまざまなお店があります。ここではそのいくつかを紹介しておきましょう。その他にもたくさんの店がありますが、あとは自分で立ち寄って確認しましょう。

生と死をみつめて300年 神社
 神主さんが教えてくれる「天の声」をここで書きとめておけば、電源を切っても続きから旅を再開できます。飛燕の術(→仙人の項参照)を使う時に、ここに寄って神主さんの話を聞いてないと飛んで来れなくなりますので、必ず立ち寄るようにしましょう。

何でも買わせてもらいま。 質屋
『しち』とう看板の店。いらなくなった道具を買い取ってくれます。道具を持ちすぎていると、後で手に入れた道具を断念せざるを得なくなる場合がありますので、不要な物は早目に売っておきましょう。

宿屋
『宿』という看板が出ている店です。ここでは、定められたお金を払えば、一晩泊まることができます。翌朝目覚めた桃太郎は、心・技・体とも充実しているでしょう。

茶店
『茶』という看板の店です。桃太郎の体力を回復してくれる食べ物等を売っています。

兵具店
『兵』という看板の店。主に武器、防具を売っています。

5つの宝を集めて かぐや姫に会おう!!
竹取村役場

たずね犬・サル・キジ


ゲームを始める前に必ず読むのぢゃ!!


ものがたりぢゃ!!
 むかしむかし――。
 桃から生まれた桃太郎は6歳の時、世の平安を乱す鬼を退治するべく鬼ヶ島へ旅だった!! 行く手をさえぎる鬼の手下を退治し、犬・猿・キジの3匹のお供を見つけ出さなければならない!!
 金太郎を始め、浦島太郎、花咲か爺さん、かぐや姫等、昔話のヒーロー、ヒロインが総出演!! 抱腹絶倒の旅が、今、始まるッ!!


こうしてゲームをはじめるのぢゃ!!
 ファミリーコンピュータ本体に『桃太郎伝説』のカセットをセットし、電源を入れてください。画像1のような画面が出たらスタートボタンを押してください。メッセージの表示速度を聞いてくるので、十字ボタンで選択してスタートボタンを押せばゲームは開始されます。
画像1


きのうの続きはこうやるのぢゃ!!
 タイトル画面の時に、セレクトボタンでを動かし『つづき』の位置に合わせてスタートボタンを押して下さい。画面が画像2のように変ったら、前回に神社で聞いた『天の声』を入力してください。十字ボタンで入力したい文字にを合わせ、Aボタンで入力します。
画像2
 すべての『天の声』の入力を終了したら、最後に『おわり』にを合わせ、スタートボタンを押すと旅が再開されます。入力ミスをした時は、『すすむ』『もどる』でミスした箇所に桃のマークを持って行き、入力し直して下さい。余計な文字を入力した場合は『けずる』で、入力し忘れた文字は『いれる』で修正ができます。
 ゲームをやめる時は、必ず最寄りの村の神社で『天の声』を聞き、メモをするようにしましょう。


コントローラーはこう使うのぢゃ!!
十字ボタン 桃太郎の移動に使います。コマンドの選択、道具や術の選択にも使います。
Aボタン 平常時に押すと、コマンド選択窓が開きます。十字ボタンで選択して、もう一度Aボタンで決定します。
Bボタン コマンドを無効にする時使用します。コマンド入力に失敗した時、Bボタンを押すと解除されます。
スタートボタン 桃太郎の現在の状態を見ることができます。詳しくは『桃太郎の強さを見る』の項を参照のこと。


平常時(MAP上)はこうぢゃ!!
 平常時(MAP上)、Aボタンを押すと、表示窓が開いて桃太郎の現在の状態とコマンドが表示されます。心は桃太郎の経験値、技は術が使える能力、体は体力を表わします。詳しいことは『桃太郎の強さを見る』の項を参照のこと。
はなす (話す) 村人や地蔵と会話をする時に用います。話したい相手の隣りに立って相手の方を向いてから、このコマンドを入力すると、いろいろな情報を手に入れることができます。
じゅつ (術) 仙人から授った仙術を使うことができます。術のメニューが表示されたら、十字ボタンで選択してAボタンを押すと実行されます。
どうぐ (道具) 桃太郎が持っている道具を使うことができます。詳しくは、『道具』の項を参照して下さい。
しらべる (調べる) 桃太郎は足もとを調べます。つづら等は、上に乗って調べると、中に入っているものを取ることができます。
入力ミスをした時は、Bボタンで解除できますが、一度実行してしまったコマンドを取り消すことはできないので注意して下さい。


戦闘モードはこうぢゃ!!
戦闘モードに入ると、敵キャラクターが登場し、桃太郎をどうするか決めます。画面左のコマンドメニューから選択して敵と戦って下さい。
たたかう (戦う) 持っている武器で敵を攻撃します。武器はあらかじめ“どうぐ−つかう”として装備しておかなければいけません。
にげる (逃げる) 戦闘から逃げ出すコマンドです。体の数が少なくなってきて危険を感じたら逃げるようにしましょう。しかし、素早さで勝っている敵からは必ず逃げられるとは限りません。
じゅつ (術) 戦闘用の仙術、体力回復の仙術を使うことができます。詳しいことは『仙人』の項を参照のこと。
どうぐ (道具) 道具を使うコマンドです。“つかう”として敵に投げつけたり、“たべる”として体力回復を計ったりして下さい。詳しくは『道具』の項を参照のこと。
 戦闘は、どちらかが破れるか逃げ出すと終了します。桃太郎の家から遠くへ旅たてばそれだけ敵は強くなります。十分な強さがないうちに遠出するのはやめましょう。


桃太郎の強さを見るのぢゃ!!
 平常時(MAP上)にスタートボタンを押すと、桃太郎の現在の状態をより詳しく見ることができます。
桃太郎の年齢を表します。2時間プレイするごとに1歳ずつ歳とっていきます。ゲーム進行とは直接の関係はありませんが、自分がプレイを始めてどれくらいたったのか目安にして下さい。
一定数まで心の数が増えると1段ずつ上がっていきます。段があがると、桃太郎の強さ等がランクアップしていきます。
桃太郎の経験値を表します。敵を倒すと、心の数が少しずつ増えていきます。
仙術が使える能力値です。ここには現在使える残りの技の数が表示されています。
技大 その段の最大の技の数が表示されます。
桃太郎の体力を表します。この数が0になると桃太郎は力尽きてしまいます。力尽きた時は、最後に立ち寄った神社に引き戻され、持ち金を半額にされてしまいます。
体大 その段の最大の体の数が表示されます。
桃太郎が所持しているお金を表示します。
こうげき力 (攻撃力) 桃太郎の攻撃力を表します。
しゅび力 (守備力) 敵の攻撃に対する抗力を示します。
すばやさ (素早さ) 桃太郎の素早さです。
そうび (装備)  桃太郎が現在身につけている武器、防具を表示する欄です。“どうぐ−つかう”というコマンドで身につけると、この欄に表示されます。
いでたち  武器、防具以外にも桃太郎は身につけられる品物があります。それらを身につけるとこの“いでたち”の欄に表示されます。
たからもの (宝物)  ゲーム・クリアに必須の、『かぐや姫に渡す宝物』を見つけ出すと、この欄にひとつひとつ表示されていきます。

 画面右上には、現在の桃太郎の状態を表す絵が表示されます。年をとると、それに応じて絵も変化します。また、お供の犬、猿、キジもこのスペースに表示されます。


山あり谷あり!! 行く手は辛いが頑張るのぢゃ!!
 次にあげるのは、桃太郎が旅をするマップを構成する要素です。桃太郎が通って行けないところをよく覚えておきましょう。
家・村
人間や仙人が住むところです。重要な情報が得られたり、傷ついた身体を癒やしたりできるので、ぜひ立ち寄りましょう。
草原・砂地・山地・森・松林・橋
これらは普通に歩くことができます。山地・森等、見通しの悪いところには、敵がたくさんひそんでいます。
海・川
桃太郎は入って行くことができません。ある海峡からは渡し船が出ているという噂です。
血の池
鬼によって殺された人間の血で池です。桃太郎は入ると体力を奪われてしまいます。
岩山
高くそびえ立つ岩山には、さすがの桃太郎も立ち入ることができません。
雪原・凍った地面
北の地方は雪に閉ざされています。凍った地面では思ったように歩けないでしょう。
つづら
上に乗って“しらべる”と、中の物を取ることができます。
ほらあな
地下へと続くほらあなの入口です。中では縄ばしごを使って昇り降りします。

塔が見えたら必ず入ってみるようにしましょう。そこには重要なヒントやアイテム(道具)が必ずあります。
お地蔵さま
話しかけると、桃太郎の旅の助言をしてくれるでしょう。

村の中では、家に入ることができます。桃太郎が入口と重なると、自動的に家の中に入ります。中にも重要な情報をくれる人がいるので、必ず入ってみましょう。


仙人は桃ちゃんの強い味方なのぢゃ!!
 桃太郎は、仙人の元で修業することによって仙術を使えるようになります。この世界にいる仙人は、全部で8人。仙術を覚えると、つらく長い旅が、ぐっと楽になるでしょう。仙人は、割りと人里離れた所に住んでいるようです。  仙人に授けられる術には、次のようなものがあります。術は、使うと一定の技の数を消費しますので、よく計算をして使うようにしましょう。
きんたん(金丹)の術 桃太郎の体力を回復します。戦闘中、移動中、いずれも使うことができます。
ろっかく(鹿角)の術 この術を使うと、持っている武器の鋭さを増し、いつでも会心の一撃を出すことができます。桃太郎の段によって消費する技の数が異なります。
いなずま(稲妻)の術 道をふさぐ岩を、跡かたもなく砕くことができます。戦闘中に使えば、敵に強いダメージを与えることができます。
ひえん(飛燕)の術 かつて一度でも立ち寄った村に飛んで行くことができます。この術を使うと、行き先を聞いてくるので、十字ボタンで選択してください。行き先の村は、その村の神社で神主さんと話をしていないと表示されませんので、村に立ち寄ったら必ず神主さんと話をするようにしましょう。

 その他にも何種類かの仙術がありますが、あとは自分で試してみて、その効果を確認してください。


お供を集めて鬼ヶ島を目指すのぢゃ!!
 桃太郎は鬼ヶ島への道中、旅の仲間に出会います。昔話のとおり、犬・猿・キジにきびだんごを渡して、お供につけましょう。きっと桃太郎の役に立ってくれるはずです。


道具をうまく使うのがコツぢゃ!!
 道具は基本的に2つのパターンに分類されます。ひとつは使うと効力だけが残って、道具そのものは消耗してしまうもの。そしてもうひとつは、使うと桃太郎はそれを身につけて、次にそれに代わる物を身につけない限りはずせないものです。その場の状況に応じて使いこなしましょう。

<消耗してしまうもの>
おまんじゅう たべると体力が少しだけ回復します。
おにぎり おまんじゅうより強力な体力回復剤です。
きびだんご 最強の体力回復剤です。犬・猿・キジをお供にするのにも必要です。
もものえだ 鬼が大嫌いな桃の枝です。戦闘中に使うと、敵は一目散に逃げ出します。
もものみ もものえだ同様、戦闘中に使うと確実に逃げ出すことができます。もものえだより効果大。
かくれみの 天狗の隠れ蓑。自分より能力の低い鬼から身を隠すことができます。

<身につけるもの>
じんばおり(陣羽織) 着ると桃太郎のすばやさ、守備力をアップします。
はごろも 最後に立ち寄った神社のある村へ飛べます。
くものいと 洞穴や塔で道に迷った時使えば、たちまち地上に戻ることができます。
カイロ 桃太郎の守備力をアップします。特に寒い地方では絶大な威力を発揮します。
おまもり・てっこう 桃太郎の守備力をアップします。

 その他にも、鬼が使うこうがしゃのタマ(恒河沙の玉)等、いろいろな道具があります。あとは自分で使ってみて確かめてみましょう。


武器は必ず“つかう”とやって、身につけるのぢゃ!!
 兵具屋で売られている武器や防具は、“どうぐ−つかう”というコマンドで装備することができます。ここでは装備できるアイテムの主な物をあげておきます。武器や防具を装備したら、スタートボタンを押して、桃太郎の強さを確認してみましょう。

<武器・防具の例>

<武器>
・ぼくとう (木刀)
・かたな (刀) 等
<防具>
・あかどう (赤胴) 等
・はちまき 等
<足袋>
・ウサギのタビ 等

 タビをはくと、桃太郎はすばやさがアップして、敵からの攻撃をよけたり、戦闘から逃げ出したりしやすくなります。


高橋名人のワンポイントアドバイス
ゲームをする時間は、1日に1時間だけにすること。だらだらと何時間もするより、1時間だけ集中してプレイした方がうまくなるよ。


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