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美味しんぼ
究極のメニュー三本勝負


<もくじ CONTENTS>

美味しんぼ STORY
味覚の真髄をめざせ!!
料理するには、道具の使い方を知れ!!
画面の説明
パスワード機能
美味しんぼメンバー、ご紹介します!
美味しんぼひと口メモ


<美味しんぼ STORY>

創立百周年を迎える東西新聞社では、その記念事業のひとつとして、社主・大原大蔵自らの企画による「究極のメニュー」作りが行われることになりました。

「究極のメニュー」とは!?

驚く社員たちに大原社主が語ります。「人類の文化は食の文化でもある。現在、日本はあらゆる国の料理を輸入しているが、これほど多彩な食の文化を持つに至った国は日本が唯一初めてである。そこで私は、世界の美味珍味の中からよりすぐった、文化遺産としてのメニュー、人類の文化のたどりついた最高のメニューをつくると決心したのじゃ!」
厳しい味覚テストでこの「究極のメニュー」作りの担当者に選ばれたのは何と、意外にも文化部きってのグータラ社員・山岡士郎、そして、新入社員の栗田ゆう子の2人でした。
入社まもないゆう子は、この大抜擢に胸をときめかせながらも、社運のかかった大企画だけにちょっぴり不安のようです。それなのに山岡は「そんな企画に興味はないね」と無関心。こんな調子では、一体どうなることやら……。
数日後、食の権威を集めて「究極のメニュー」の企画会議が開かれ、シブシブ出席した山岡は、売り言葉に買い言葉、食通の先生方と味の勝負をすることになってしまいました。
これをきっかけにして、山岡・ゆう子の「究極のメニュー・三本勝負」の火ぶたが切って落とされます。


<味覚の真髄をめざせ!!>

ファミコン本体に「美味しんぼ・究極のメニュー三本勝負」のROMカセットを差し込んでから、電源スイッチを入れます。
スイッチを入れると、タイトル画面が表示された後、デモ画面になり、再びタイトル画面になります。

 

一番最初からゲームをするなら、SELECTボタンで“START”を選び、コントローラーⅠのSTARTボタンを押してください。
いよいよ、味覚を極める三本勝負開始!!


<料理するには、道具の使い方を知れ!!>

コントローラーの使い方
十字ボタン コマンドの選択
Aボタン コマンドの実行
会話の送り
Bボタン 実行前コマンドのキャンセル
START ゲーム開始時に押す
SELECT パスワードを見る

※このゲームは、コントローラーⅠのみ使用の1人ゲーム用です。


<画面の説明(各ウインドの説明)>

①……コマンド(命令) 表示ウィンド
②……グラフィック 表示ウィンド
③……サブコマンド&メッセージ(会話) 表示ウィンド

①……コマンド(命令) 表示ウィンド
“みる”“いどう”などの行動の種類が表示されます。プレイヤーはまず、この中からで選びます。

②……グラフィック 表示ウィンド
ゲーム中に登場する、人物、場所、物などが絵で表示されます。

③……サブコマンド&メッセージ(会話) 表示ウィンド
サブコマンドはゲームを進めて行くにつれて出現する、場所の名や人物、物などで、で選びます。
メッセージは、登場人物の会話や、指示が表示されます。▼が出たらAボタンで送ってください。。


<パスワード機能>

絶対!便利なこの機能を使いこなせば、究極のメニューも夢じゃないゾ。

長時間のゲームでチョット疲れたら、今日はパスワードを書きとめて、また後でゲームを同じ所から再開しましょう。
また、このゲームは途中でゲームオーバーになることがあります。ゲームオーバーになると、ゲームは最初からやり直しです。パスワードさえ、こまめに書き留めておけば、そこからやり直しができ、最初からやる必要はありません。日記をつけるように、日付とパスワードを書き留めた時のゲームの状況を書いておくのもいいと思います。

○パスワードの表示
どの場面でも、コマンドの実行中でなければ、パスワードをSELECTボタンでメッセージウインドに表示させることが出来ます。

○パスワードの入力
後日、ゲームを再開するときは、タイトル画面のとき、SELECTボタンで、カーソル“”をCONTINUEに合わせてSTARTボタンを押せば、パスワード入力画面になります。
入力するには、カーソルを十字キーで動かし入力する文字に合わせ、Aボタンを押すと画面に入力されます。
全て正しく入力したら“おわり”に合わせてAボタンを押せば、パスワードを書き留めた場面からはじまります。

この画面が表示されたら、もう一度確めながら正しく入力し直してください。


<美味しんぼメンバー、ご紹介します。>

山岡士郎 〔やまおか しろう〕
この物語の主人公で、東西新聞文化部の記者。社内では評判のグータラ社員だが、人並外れた鋭敏な味覚を持ち、「究極のメニュー」作りを担当することになる。宿敵・海原雄山は実の父親。
海原雄山 〔かいばら ゆうざん〕
天才的な画家・陶芸家。さらに希代の美食家にして日本料理の最高峯・「美食倶楽部」の主宰者。自分の芸術、美食のためなら人を犠牲にしても何とも思わぬ傲慢な男。それゆえ山岡からは、実の子であるにもかかわらず激しい敵愾心と対抗心を燃やされている。
谷村部長 〔たにむらぶちょう〕
東西新聞文化部々長。部下の信望あつい、なかなかの人格者。
栗田ゆう子 〔くりた ゆうこ〕
東西新聞文化部の新米記者。厳しい味覚テストで選ばれ、山岡と一緒に「究極のメニュー」作りを担当 。かわいいだけでなく、グータラな山岡をかげで支えたりするなかなかのしっかり者。
大原大蔵 〔おおはら だいぞう〕
東西新聞社々主。「人類の文化は食の文化でもある」との考えから「究極のメニュー」を企画した。いつもどっしり構えて山岡・ゆう子の仕事を見守っている。
岡星政ニ 〔おかぼし せいじ〕
銀座の小料理屋・「岡星」の主人。浮浪者の辰さんの情報で知った、若いが腕の良い料理人。のちに、京極さんも彼の料理のファンになってしまうほどだ。
周懐徳 〔しゅうかいとく〕 (周大人 〔しゅうたいじん〕)
先祖代々横浜で貿易商をしている大物中国人。大金持ちで、大変な食通。「究極のメニュー作り」になにかと力を貸してくれる。
中川得夫 〔なかがわ とくお〕
海原雄山の「美食倶楽部」の調理場主任。山岡が雄山と仲直りをして戻ってきて欲しいといつも願っている。
中松警部 〔なかまつけいぶ〕
「鬼の中松」の異名をとる銀座中央署の警部。自他ともに認めるソバ好き・麺食いで、山岡・ゆう子の良き協力者。
富井副部長 〔とみいふくぶちょう〕
山岡とゆう子の上司。小言が多くてちょっとうるさいが、涙もろい人情家。
大里良夫 〔おおさと よしお〕
東西新聞社社員食堂の若いコック。とても腕がよく、勉強家である。フランス料理のシェフを目指している。
田畑さん 〔たばたさん〕
東西新聞文化部のベテラン女性記者。栗田ゆう子の良き先輩として、「究極のメニュー」作りを応援してくれている。
京極 万太郎 〔きょうごく まんたろう〕
京都の億万長者で、大変な食道楽。食に関しては相当に厳しいが、愛すべき人情家でもある。海原雄山の「美食倶楽部」の会員。
浮浪者の辰さん 〔ふろうしゃのたつさん〕
銀座中の食べ物屋の残飯を整理して生活している自由人。それだけに銀座界隈の料理屋に関する情報は誰よりも早く、多く、そして正確。


<美味しんぼ ひと口メモ>

キャビア チョウザメの黒い卵を塩漬けしたもの。カスピ海産が有名。世界三大珍味のひとつ。
フォァグラ ガチョウに短期間に大量の餌を与え、運動させずに太らせて肥大させた肝臓のこと。これも世界三大珍味のひとつ。
アンキモ 深海魚アンコウの肝臓を蒸したもの。酒の肴として珍重される。
フグのしらこ (白子) しらことは魚の生殖腺のこと。フグの白子の味は冬に最も豊かになり、食通たちの垂涎の的である。特に下関のトラフグの白子は最高の味とされている。
かわはぎのキモ かわはぎは背びれや腹びれにトゲがあり、皮をはがないと食べられないのでこの名がある。そのキモ(肝臓)は大きく、美味。
フカヒレ 中国料理の高級素材でサメの背・尾・胸びれを干したもの。中国語で魚翅(ユイチー)と呼び、スープなどに使われる。
カンスイ (水) 中華麺を練る時、粉に混ぜる天然のソーダ水を言う。現在は炭酸カリウムが使われている。
ブロイラー 生後2ヵ月程度で肉にして出荷する若鶏。鶏は屋外で育てると活発に動きまわって餌の消費量のわりには肉が増えず不経済、との考え方から暗くした鶏舎にギッシリと詰め込んで運動させずに飼育する。病気を自前に避けるため、抗性物質を混ぜた配合飼料を与える。
ツバメの巣 海に面した断崖・洞窟だけに住むツバメが海藻を固めて作った巣。美味である上、長寿の薬としても大変な効果があるといわれている。採るのが難しいこともあって、中国料理の素材の中でも最高級のものとして珍重されている。
大吟醸 (だいぎんじょう) 増醸用アルコールや添加物を加えず、米だけで作った日本酒を「純米酒」と呼ぶが、良い米を50%以上精白(けずる)して作ったものを「大吟醸」と言う。ぜいたくなつくりだけあって味も香りも大変素晴らしい酒。


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