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さんまの名探偵

このたびはナムコット・ゲームカセット「さんまの名探偵」をお求めいただきまして、まことにありがとうございます。ゲームの楽しみ方をたくさん盛りこんだ、この取扱説明書を、プレイの前にお読みいただきますと、より楽しく遊ぶことができます。


1.殺人事件発生す!……謎が謎をよぶ怪事件に、名探偵さんま登場!!
2.主な登場人物……関西お笑い界のビッグスターたちが総出演!
3.操作法……Aボタンで決定、Bボタンでキャンセルだ!
4.コマンド……これを知らなきゃ、ちょっと「こまんど」ってね
5.捜査をはじめよう!……『急がばまわれ』――これが犯人逮捕の近道
6.さんまのアドバイス……ねばり強い捜査と推理力が、名探偵の条件や


<殺人事件発生す!> 謎が謎をよぶ怪事件に、名探偵さんま登場!!


 臨時ニュースです!
 今夜8時ごろ、大阪市の会社社長、吉本高行氏宅で、関西落語界の人気スター、桂ぶんちんさんが、何者かの手によって殺害されました。
 事件当時、ぶんちんさんは、吉本氏が催したパーティに出席しており、他にも多数のお笑いスターが同席していたということです。
 犯人はいまだつかまっておらず、あの名探偵、明石家さんま氏が捜査に乗り出すもようです。


<主な登場人物> 関西お笑い界のビッグスターたちが総出演!

さんま
キミとコンビを組んで大活躍する、ヒョーキンものの名探偵。
ぶんちん
人気落語家。パーティの最中、殺害される。
吉本あやこ
事件の依頼人。ぶんちんの婚約者だった。

吉本たかゆき
あやこの父。関西お笑い界のドンと異名をとる。
はんしん(左)・きょじん(右)
人気漫才コンビだが、最近スランプ気味。
いくよ(左)・くるよ(右)
たかゆきを恨んでいるという話もあるが……。

のりお
たえず良からぬうわさをたてられる漫才師。
しんすけ
金に困っていたが、近く大金を手にするとか。
サブロー(左)・シロー(右)
シローは元兄でしのぶんちんに、うらみを…


<操作法> Aボタンで決定、Bボタンはキャンセルだ!

■コントローラーの使い方
 このゲームは、場面や物語の進みぐあいに応じた命令を、“さんま”に指示することによって、事件を捜査するものです。画面の右に表示されるコマンドが、その指示できる内容で、それぞれの具体的な使い方は、後でわかりやすく説明します。
十字ボタン コマンドの選択に使います。マップモードや追跡モードなどでは、さんまの移動に使います。
Aボタン コマンドの決定。
Bボタン コマンドのキャンセル、コマンド表示の戻しに使います。

■ゲームのはじめ方
 ゲームがスタートしたら、まず名前を入れて下さい。十字ボタンで選び、Aボタンで決定します。名前を入れたら、“おわり”にあわせ、Aボタンを押すと、いよいよ捜査開始です。

■画面表示
 画面の右に表示されるのがコマンドです。カーソルをコントローラーで動かして選んで下さい。下の表示はセリフで、カーソルが出たときは、Aボタンで続きのセリフを出します。


<コマンド> これを知らなきゃ、ちょっと「こまんど」ってね

移動
 場所を移動するときに使います。
 画面がマップモードに変わりますから、十字ボタンで移動し、目的地の前でAボタンを押して下さい。
人を呼ぶ
 その場にいると思われる人を呼ぶときに使います。
 コマンドが似顔絵に変わりますので、会いたい人にカーソルをあわせて決定します。
聞く
 画面上の人に質問することができます。「何について聞こうか?」とさんまがたずね、コマンドは質問する内容へ変わります。
どつく
 画面上の人を「どつく」ことができます。
 もちろん普通の人たちに暴力をふるうのはよくありませんが、怪しい人物には……。
捜査
 このコマンドは、しらべる、たたく、おす、あける、まわす、のむ・たべる、とるの7つにわかれています。
 これらを使って捜査を進めます。
証拠品
 他の人にもらったり、拾った品物は、証拠品として持つことができ、つかう、しらべる、みせる・わたす、以上3つのことが可能です。
さんま
 あなたの指示ではなく、さんまが自分の考えで行動します。
 たいていの場合は、あまり役に立ってくれない、頼りない探偵です。
メモ
 コンティニュープレイをするための、パスワードを教えてくれます。
 ただし、そのためにはメモ帳をどこかで手に入れて下さい。


<捜査をはじめよう!> 『急がばまわれ』――これが犯人逮捕の近道

●キミのするどいカンと根気強さだけが頼りなんだ!
事件を解決できるのは、さんまとあなただけ。さんまは、あなたの考えたことをかわりに実行してくれる、心強いパートナーです。
最初のうちは、会える人や行ける場所も少なく、もちろん事件について知っていることもほとんどありません。でも捜査を進めていくと、いろいろなことがわかってくるはずです。
捜査は、移動→聞き込み→それらの情報を元にして証拠などを集める、という具合に進めます。ときには探偵らしく、するどいカンや体力も必要でしょう。
さあ、まずは事件の依頼人、吉本あやこに会って、話を聞いてみようじゃありませんか。


◆マップモード
●マップモードに示された場所に行ってみよう!
 探偵事務所に待っていたって、犯人が自首してくることはありません。足を棒にして、いろいろな情報を集めることが大切です。
 移動コマンドを使うと、画面はマップモードに変わるので、いけるところはすべて行ってみましょう。必ず新発見があるはずですよ。
 また、新しい場所を知ると、その場所はマップに表示されますし、同じ場所でも、時間がたてば、いる人たちも変わるかもしれませんね。
 


◆聞き込みのコツ
●地道な聞き込みこそが、捜査の基本なのだ!
 
 目的地に移動したら、まず聞き込みが必要です、事件やアリバイなど、すべての項目について質問し、情報を集めて下さい。
 そこに人がいなくても、“人を呼ぶ”を使うと、登場する人もいるので、念には念を入れて下さい。
 なお、コマンドに表示されるは、そこに表示される項目が続いていることを表します。はAボタン、は十字ボタンを押すと、表示が送れます。
 


◆捜査は徹底的にやろう!
●あけたり、押したり、まわしたり
 聞き込みと共に、捜査のカギとなるのが、家宅捜索。7種のコマンドに分れるので、とにかく画面上のものすべてを、いろいろと試してみましょう。もし役に立ちそうなら、“とる”で保管しておくことも大事です。

●カニカーソル
 「どれ○○しよか」とさんまが聞いてきたとき、“そのた”を選ぶと、カニカーソルが出ます。十字ボタンで画面上の好きな場所を選び、Aボタンで捜索できます。


◆証拠品はこう使え!
●あつめた証拠品から、事件解決の糸口がつかめることも
 捜査の途中、関係者から受けとったものや、“とる”で手に入れたものは、証拠品として、捜査に利用できるものがあります。
 手に入ったら、すぐに“もちものしらべる”でどういう物かチェックしましょう。その際、画面が右の画像のように変わりますので、十字ボタンで選択、Aボタンで決定して下さい。
 “つかう”は道具として用いるとき、“みせる・わたす”は事件の関係者から、新しい情報を聞くときに使ってみましょう。


◆たまには派手なアクションも……
●こらっ!なめたらあかんでェ!!
 ひょうきんものの探偵さんまですが、ときには荒っぽいことだって必要です。
 “どつく”を使えば、恐くなって白状する者がいるかも。

■追跡モード
 捜査を続けていると、中には逃げ出してしまう者もいます。画面が追跡モード(右画像)に変わりますから、十字ボタンでさんまを操作して、急いでつかまえて下さい。逃げる者は、家の中に隠れています。また、途中の女の子や犬が、追跡のジャマをしますから注意してください。


◆たよりない、さんちゃんだけど…
●こまったときの“さんま”コマンド
 あなたが考え、さんまが行動するというのが、捜査パターンですが、もし、どうしてもあなたにいいアイデアが思いつかないときは、“さんま”コマンドを使って下さい。さんまが自分で考えて行動します。
 ただし、さんまはほとんどの場合、役に立ってくれず、ギャグを言ってごまかしてしまいます。
 それにめげず、さんまを頼りにすると、いつかは応えてくれるかも……。


◆捜査メモを取ろう!
●これさえあれば、コンティニューできるぞ
 その日の捜査をやめようと思ったら、捜査メモをとりましょう。さんまが、コンティニュープレイのための、パスワードを教えてくれます。
 捜査メモは始めから持っているわけではなく、捜査中にどこかで手に入れて下さい。
 コンティニュープレイのパスワードを入力するときは、十字ボタンで選択し、Aボタンで決定します。もし、まちがって入力した場合は、Bボタンを使って、入力する部分を戻すことができます。


<さんまのアドバイス>

●ねばり強い捜査と推理力が、名探偵の条件や!
聞き込みなんかは、最初はえらい大変やけど、ちゃんとやっておかなあかんで。地道な努力なくしては、犯人はつかまえられましぇーん!
誰それがあそこにおった、あいつは最近どーや、つまらんそうな話が意外に大切なんや。せっかく聞けた情報は忘れんよーに、しっかりメモしなあかんで。
この場所ではあいつから話が聞けたから、もうええわ。こんなこと言うとるからダメなんや。人の出入りが多そうなところやったら、また別のやつが来てるかも知れへん。ほんと、気いつけてや。


 あの日本一の人気者、“明石家さんま”がついにファミコンに登場です。殺人事件の謎を追い、あなたと共に画面せましと大活躍。
 関西お笑いスターが一堂に会してくり広げるスチャラカ殺人劇は、スリル満点、笑いがいっぱい。これぞ推理アドベンチャー ゲームの決定版といえる「さんまの名探偵」、たっぷりとお楽しみ下さい!
 なお、この作品はフィクションであり、実在団体・事件などには一切関係ありませんので、あらかじめご了承下さい。


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