赤川次郎の幽霊列車
<ADDRESS(ごあいさつ)>
このたびは、キングレコードのファミリーコンピュータ用カセット「赤川次郎の幽霊列車」をお買い上げいただき、誠にありがとうございました。プレイの前に、この取り扱い説明書をよくお読みいただき、正しい使用方法でご愛用ください。
<CONTENTS(もくじ)>
●プロローグ ●登場人物 ●ゲームの始め方 |
●基本画面の説明 ●コントローラーの使い方 ●コンティニュー |
<PROLOGUE>
プロローグ
のどかな田舎の温泉町「岩湯谷」。ここで、不思議な事件が起こった。
隣の駅、大湯谷に向かう6時15分発の列車の中から、乗客8人が忽然と消えてしまったのだ。岩湯谷から大湯谷までは、わずか15分。走っている列車の中から、8人はどうやって姿を消したのか――。
事件に関して、さまざまな憶測が世間を賑わせている中、この謎を解くためひとりの男が岩湯谷に降りたった。警視庁捜査一課の敏腕警部・宇野喬一である。女子大生・永井夕子と出会った宇野は、夕子と共に捜査を開始する。
果たして事件の真相とは? 感動のラストシーンが待っている!!
<CHRACTERS>
登場人物
宇野喬一 (37才) 警視庁捜査一課の敏腕刑部で、この物語の主人公。冷静、沈着がモットーのキレ者で、実力を認められ、今回の難事件の捜査を任せられたのだが、おテンバな女子大生・永井夕子と知り合い、調子が狂いっぱなし。 | |
永井夕子 (22才) 東京の某大学の2年生。推理小説好きがこうじて事件の真相解明のために単身、岩湯谷に乗り込んできた。 ひょんなことから宇野と知り合い、強引に捜査に同行し、良きパートナーとなる。 | |
児島公平 列車から消えた8人の乗客が宿泊した旅館「湯けむり荘」の主人。大のお酒好きで、町長とは飲み友達。普段はおとなしく礼儀正しいが、アルコールが入ると人が変わったように、おしゃべりになる。 | |
植村美和 「湯けむり荘」の女中で、美人のうえに働き者と評判。問題の8人の乗客が泊まった日も、彼らの部屋係をしていた。幼い頃から町長にかわいがられ、「湯けむり荘」へも町長の紹介で来た。 | |
駅長 名もないローカル線の終着駅、岩湯谷の駅長。人づき合いや面倒見が良く、人望も厚い。生まれ育った岩湯谷の町をこよなく愛し、町長からも大変尊敬されている。次期町長は確実との噂。 | |
商店街の人たち 商店街にはいくつかのお店がある。店の主人達は、事件に関するさまざまな情報を提供してくれるだろう。 | ||
劇場 | 雑貨屋 |
<HOW TO PLAY>
ゲームの始め方
電源を入れると、画面にタイトルが表示されます。
十字ボタンでスタート(START)かコティニュー(CONTINUE)かを選び、Aボタンを押すと、ゲームが始まります。
(コンティニューの方法については、下記「コンティニュー」をお読みください。)
1度もセーブをしていない場合は、コンティニュー(CONTINUE)は表示されません。スタート(START)を選んで下さい。
コマンド | 十字コントロールボタンで選んでください。 |
グラフィック | その場面の絵が表示されます。 |
メッセージ | 登場人物の会話などが表示されます。 |
十字ボタン | コマンドの選択 |
Aボタン | コマンドの表示・決定および、メッセージの早送り |
Bボタン | コマンドのキャンセル |
スタート・ボタン | |
セレクト・ボタン |
十字ボタン | … | 上下でコマンドを選択します。 |
Aボタン | … | コマンドを表示・決定します。また押し続けると、メッセージを早送りすることができます。 |
Bボタン | … | コマンドをキャンセルします。 |
<STAFF>
スタッフ紹介
原作:赤川次郎 「幽霊列車」文藝春秋社刊
原画:わたせ せいぞう
作曲:すぎやま こういち
シナリオ:STUDIO HARD・池田美佐
グラフィック:吉田英博
音楽:田口泰宏
プログラム:マイティークラフト・西川博成