<ストーリー>
近年、急速な進歩をとげた次元物理学は、その結晶ともいえる「物質転送」理論を確立した。「物質転送」実験には、莫大な経費と広大な敷地が必要とされたために、研究は国家単位で行なわれ、その研究施設は機密の漏洩を恐れるかのように岩山に隠れるように建設されていた。
しかし、研究が進み、実用化も目前となったある日、施設からの連絡が突然途絶えてしまう。
国防軍は直ちに精鋭の調査部隊を派遣したが、その部隊も施設に到着したという連絡を最後に消息を絶ち、上空の偵察機も、謎の光点が広がって行く映像を最後に、何者かの手によって撃墜されてしまう。
当初予期していたよりも遥かに重大な事態を向かえた国防軍は、会議によって1人の戦士の派遣を決定する。
彼の名は“HIRO”…強化手術によって高度な戦闘能力と情報解析能力を得た国防軍最強の戦士である。
静まり返った研究施設には殺気が漂い、見る者に不気味な要塞のイメージを与えている。
「ここには何かがいる!」
“HIRO”の人間である部分が警告を発した。
しかし、彼の肉体はすでに施設の扉をくぐっていた…
全ての謎を解くために“HIRO”の戦いが今、始まる。
<キャラクター紹介>
コードネーム:HIRO
身長:191cm
体重:250kg
年齢:27(推定)
コードネーム…「HIRO」
かねてより優秀な兵士であった彼は、強化手術を受け、人間の限界を遥かに越えた能力を持つ戦士となった。その肉体は耐弾耐熱スーツを着用することにより銃火器や光線兵器等の攻撃に対しても優れた生存能力を発揮する。また、電脳化された神経系統はコンピューターに直接アクセスすることができ、様々な情報の収集、分析が可能である。
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