「ポパイの英語遊び」 気をつけるべきスペルについて 2025年1月16日
1983年に発売された「ポパイの英語遊び」は、カタカナの日本語を見て(あるいは何も見ないで!)、それに相当する英単語をアルファベット1文字ずつ選んで答えるゲームです。しかし、間違っている、あるいは古くて今では使わない綴りもあります。
なお、WORD CATCHER(2人対戦モード)では5文字以上の英単語は出ないため、上記3つの単語は出てきません。 説明書別紙「英単語(500題)」の表記だけ間違っている、という単語もありました。
・カレンダー 別紙では CALENDER(×) → ゲームでは正しい綴り CALENDAR(○)になっています。 ・ハクチョウ 別紙では ハクチュウ(×) → ゲームでは正しい綴り ハクチョウ(○)になっています。 以上、「ポパイの英語遊び」のスペルの問題を見てきましたが、ゲームをプレイする際は、WORD PUZZELE(1人用モード)でのバイアスロン、ビタミン、ルーマニアの3つの英単語だけ注意しておけば良いかと思います。他に、今となっては古めかしい単語もあります(国名のSOVIETやBURMA、NURSEのカンゴフ、など)が、そのあたりを除けば、今でも充分に通用するゲームです。 ゲームに慣れてくると、WORD PUZZELEでは知らない単語でも「この位置にはあのアルファベットがきやすい」という推測する感覚が身についたり、WORD CATCHERでは「このアルファベットが多く出るのであの語が作りやすい」といった戦術も見えてきます。とても単調なゲームに思えてもこういった意外な奥深さを気づかせてくれる包容力があるのは、ファミコン初期のゲームに共通する良さと言えるでしょう。
ここで挙げたスペルの問題は、説明書別紙「英単語(500題)」を文字データにする → スペルチェック(web上の簡易なもの)にかける → 異常が検知された語を辞書等で調べる、という手順で発見しました。他の手順で精査したり、実際にゲームをプレイした場合に、その他の間違い等がまだ見つかる可能性もあります。もし見つけた方がおられましたら、このページに追記したいと思いますので、ぜひお知らせください。 |