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-<「げーむのせつめいしょ(仮)」管理人より>-
スーパーファミコンの説明書は基本的に文章のみで、画像を掲載していません。
それに伴って内容を省略または改変している場合がありますので、あらかじめご了承願います。


あしたのジョー

あしたのジョー 説明書の表紙 あしたのジョー タイトル画面

このたびは、ケイ・アミューズメントリースのスーパーファミコンソフト「あしたのジョー」をお買い上げいただき誠にありがとうございました。ご使用前に、取扱い方・使用上の注意等、この取扱説明書をよくお読みいただき、正しい使用法でご愛用ください。なお、この取扱説明書は大切に保管ください。


<CONTENTS>

■STORY - 物語
■基本操作
■ゲームスタート&オプションモード
 ●ゲーム説明
 ●1PLAY - 1人モード
 ●2PLAY - 対戦モード
 ●OPTION - オプションモード
  ★ゲームレベルの変更
  ★操作ボタンの変更
  ★BGMの変更
 ●CONTINUE-コンティニューモード
 ●エンディング
■コントローラーの説明 - 攻撃と防御
■登場人物&ステージ


-<「げーむのせつめいしょ(仮)」管理人より>-
目次の項目のうち、赤い文字は内容を記載していません。
その他の項目も、内容の一部を省略している場合があります。


<STORY - 物語>

“矢吹 丈”は、天涯の孤児。父の名も、母の顔も知らずに育った。
マンモス都市・東京の繁栄の影に、貧しい人々の住む下町のスラム街―――――都会の吹き溜まりのようなこの町に、ジョーが足を踏み入れた時、物語は始まる。
ヤクザに追われていた悪童を助け、たちまちみんなのボスになり、町をうろつくジョー。そしてそこには、丹下段平との運命の出会いが待っていた。
ジョーの持って生まれたボクシングセンスを一目で見抜き、『ボクサーになれ』『オマエは俺の明日だ』とかき口説く丹下段平。その熱意に、いつしかジョーもボクシングを生活の全てにしていくのだった。
“マンモス西”、宿命のライバル“力石 徹”、影で見守る“白木葉子”、幾人もの対戦者たちなど、様々な人々との出会いを通じて、プロボクサーとしてだけでなく、人間としても成長を遂げるジョー。
その、燃え尽きるまで壮絶な物語を、ジョーとともに歩いて欲しい。そして、栄光のゴングの感動を、ジョーとともに味わってほしい……………。

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テーマ
このゲームは、高森朝雄(梶原一騎)・ちばてつやの漫画『あしたのジョー』を限りなくシミュレートしたスーパーファミコン用TVゲームです。
漫画『あしたのジョー』は、雑誌“少年マガジン”に連載されて以来、青少年の爆発的な人気を獲得。その後、TV映画化・ビデオ化され、さらに幅広い年代層の大衆をも魅了しました。
一方、TVゲームのスポーツジャンルの中で、ボクシングは人気が高く、グレードアップされ続けています。
『あしたのジョー』は1990年アーケード用として発売されると同時に高い支持を得て、ファミコンゲームへの移植も検討されましたが、当時のファミコンでは、キャラクターの特徴やストーリーを忠実に再現できないという点で、断念せざるを得ませんでした。
そしてこの度、ハード面が飛躍的に向上したスーパーファミコンが発売され、スーパーファミコン版『あしたのジョー』発売の好機に恵まれたのです。
待ちに待ったストーリークリアの感動と興奮を、皆様も存分にお楽しみください。


<基本操作>

スタートボタン
タイトル画面で、モード(1人・対戦・オプション)を決定し、ゲームをスタートさせることができます。
(Aボタンでもスタートできます)
ゲーム中に押すとポーズ(静止画面)になり、もう1度押すとゲームが再開します。

セレクトボタン
モード(1人・対戦・オプション)を選択する時に使用します。(十字キーでもモードの選択ができます)

十字キー
攻撃や防御の種類を選択・決定する時に使用します。
また、左右に移動する時にも使用します。
Aボタンと共に上下左右に押すことによって、“アッパー”“ボディ”“ストレート”“フック”など、様々な種類の攻撃ができます。
Bボタンと共に上下左右に押すことによって、“顔面ガード”“スウェイ”“ノーガード”など、様々な種類の防御ができます。

Aボタン
攻撃をする時、また、モードを決定する時に使用します。
攻撃の種類は、Aボタンのみを押すと“ジャブ”、その他の攻撃は十字キーと組み合わせて選択・決定します。
オプションモードに合わせて押すと、ゲームの難易度の変更(1人用のみ)や操作ボタンの変更ができます。

Bボタン
防御をする時に使用します。
Bボタンのみを押すと“ガード(ボディ)”、その他の防御の種類は十字キーと組合せて選択・決定します。


<ゲームスタート&オプションモード>

【ゲーム説明】
あしたのジョーの主人公“ 矢吹 丈”をメインキャラクターにしたボクシング・ファイト・ゲーム。
次々と登場するライバルからの挑戦を受け、リング上ででスリリングな戦いが繰り広げられます。
原作に基づくファイティング画面、数々の名勝負をリアルに再現。エキサイティングな興奮が全てのステージに溢れ、ラストには感動的なエンディングが………。
また、対戦プレイでは、原作にはない“夢の勝負”も!

【1PLAY…1人モード】
プレイヤー自身が“矢吹 丈”となり、ステージごとに変わる8人のライバルと戦います。(全8ステージ構成)
挑戦者から先に3度のダウンを奪えば、各ステージはクリア。プレイヤーが先に3度ダウンすれば挑戦者が勝ち、ゲームオーバーに。(連続3回まで再プレイがOK) 8ステージ全てをクリア、もしくはタイムアウトすると、2種類の感動的なエンディングが楽しめます。

【2PLAY…対戦モード】
“矢吹 丈”と“8人のライバル”の合計9人の中から、それぞれ好きなキャラクターを1人ずつ選び、自由に組合わせて様々な対戦ができます。

【OPTION…オプションモード】
ゲームレベル、操作ボタン、BGMの変更ができます。

ゲームレベルの変更
1PLAY(1人モード)のみゲームの難易度を変更して設定することができます。(通常はノーマルに設定)
[変更のしかた]
(1) 十字キーでカーソルを“GAME LEVEL”に合わせます。
(2) 十字キーを右方向に押すと、“HARD(むずかしい)→EASY(やさしい)→NOMAL(ふつう)”の順に表示が変わります。
(3) 設定が終ったら、カーソルを“EXIT”に合わせ、Aボタンを押しタイトル画面にもどします。

操作ボタンの変更
通常は攻撃用“A”及び防御用“B”に設定されている操作ボタンを、好みに合わせて“L”“R”“X”“Y”ボタンに変更することができます。
[変更のしかた]
(1) 攻撃用のボタンを変更したい場合には“CONTROL PUNCHA”に、防御用の場合には“GURRD B”に、十字キーを使ってカーソルを合わせます。
(2) それぞれに設定したいボタン“L・R・X・Y”を押します。(A・Bか、L・R・X・Yの表示に変わる)
(3) ボタンの変更が終ったら、カーソルを“EXIT”に合わせ、Aボタンを押しタイトル画面にもどします。

BGMの変更
ゲームのバックに流れている音楽を変更することができます。音楽には14の種類があります。
[変更のしかた]
(1) 十字キーでカーソルを“MUSIC”に合わせます。
(2) 十字キーを上下に動かして好みの音楽を設定します。(表示が00~14に変わります)
この時、Aボタンを押すと音楽が確認できます。
(3) ボタンの変更が終ったら、カーソルを“EXIT”に合わせ、Aボタンを押しタイトル画面にもどします。

【CONTINUE…コンティニューモード】
1人モードのみ、コンティニューを選択することにより、そのステージから再プレイすることができます。(ただし、連続3回まで)
選択のしかた
プレイヤーが3度目のダウンをした後、カウントが始まります。8カウント以内にスタートボタンを押すと、そのステージの最初から再プレイができます。

【エンディング】
全8ステージクリア、もしくは、8ステージ目をタイムアウトするとエンディング・シーンが始まります。
ステージクリアとタイムアウトでは、各々違ったエンディングが用意されています。
どのように感動的なエンディングか………それは、最後まで勝ち残った“ウイナー”だけが味わえるのです。


<コントローラーの説明 - 攻撃と防御>

“十字キー”と“Aボタン”及び“Bボタン”を組合わせることによって、様々な種類の“攻撃”や“防御”を繰り出すことができます。
ここでは、その詳しい操作をご説明しました。
攻撃用Aボタンと防御用Bボタンは、それぞれL・R・X・Yボタンに変更可能です。詳しくは上記「ゲームスタート&オプションモード」の「操作ボタンの変更」を参照してください。

(1) 「ジャブ・ジャブ・ストレート」
(ヒットしなければひたすらジャブを打ちます)
十字キー:ニュートラル+パンチボタン:連打
(2) 「アッパー」
十字キー:上/右上+パンチボタン
(3) 「フック」
十字キー:上/左上+パンチボタン
(4) 「ボディ」
十字キー:右下+パンチボタン
(5) ボディへの「フック」
(ボディのわきへ)
十字キー:左下+パンチボタン
(6) 「右へ移動」
十字キー:右上/右/右下
(7) 「左へ移動」
十字キー:左上/左/左下
(8) 「必殺パンチ」
(対戦相手によって変わり、様々なパンチが打てます)
十字キー:下+パンチボタン
(9) 通常は「ストレート」また、タイミングによって「クロスカウンター」が打てます。
パンチ2回で「トリプルクロスカウンターパンチ」に。

十字キー:右+パンチボタン
(10) 「ガード」
(押している間は、“ボディ”に入りっぱなしになります)
十字キー:ニュートラル+防御ボタン
(11) 「顔面ガード」
十字キー:上+防御ボタン
(12) 「ノーガード(戦法の一種)」
及び、そのままで移動が可能。
(通常モードへの切替えは、防御ボタンを再度押します)
十字キー:左下/下/右下+防御ボタン
(13) 「スウェイバック」
十字キー:左上/左+防御ボタン
(14) 上体を「スウェイ」させながら移動(前進)します。
十字キー:右上/右+防御ボタン


<登場人物&ステージ>

プロローグ
大都会・東京の片隅にあるスラム街。丹下段平のもと、マンモス西とともに日夜トレーニングに励むジョー。
そのジョーに、どのような挑戦者が、どんなに過酷なファイトが待ち受けているのだろうか。
栄光のゴングに向かって、今、ジョーは歩き始めた。
矢吹 丈
攻撃力:9 / 体力(スタミナ):10~15 / スピード:5~8
プレイヤー自身が操作するメインキャラクター。もともと全ての素質に恵まれているが、各対戦者も手強いつわもの揃い。プレイヤーのテクニックで勝敗は大きく左右されることになる。対戦相手によって“体力・スピード”ともに変化するグローアップ・タイプのキャ

第1ステージ
丹下段平のもとで、マンモス西とともに、日夜トレーニング励むジョーは、まずは、プロボクサーライセンスのB級テストに挑む。対戦者は、高校国体準優勝の“稲垣正平”。比類無い資質を秘めたジョーにとって、プロへの道はそう遠くはないだろう。
稲垣正平
攻撃力:5 / 体力(スタミナ):5 / スピード:5
いわゆる練習相手。彼はたやすく倒せるハズなので、ここでは、有効打を何発ヒットさせられるかが問題になる。コントロールの操作に慣れ、様々なテクニックを自在に使いこなせるようにしたい。

第2ステージ
丹下拳闘クラブの、日本プロボクシング協会公認ライセンスを取るために、ケンカをしかけた相手“ウルフ金串”。プロのライセンスを取得したジョーにとって初めての対戦者だ。ジョーのクロスカウンターは彼に通用するのだろうか。因縁の対決のゴングが鳴った。
ウルフ金串
攻撃力:6 / 体力(スタミナ):6 / スピード:6
ウルフ金串には、ジョーの“ノーガードからのクロスカウンター”を上回る破壊力を持つ“ダブルクロスカウンター”という武器がある。彼を倒すためには、トリプルカウンターをヒットさせなければならない。

第3ステージ
少年院時代の引き分け戦の決着をつけるため、自ら過酷な減量を課し、フェザー級からバンタム級へと転向した“力石 徹”。力強いアッパーカットと“クロスカウンター封じ”をひっさげて、この宿命のライバルがジョーの前に立ちはだかる。
力石 徹
攻撃力:10 / 体力(スタミナ):6 / スピード:8
前半戦最初の強敵。主にアッパーカットを繰り出して攻撃してくる。ジョーのスタミナが1/2~1/3に減ると、ノーガードになってしまう。ポイントは1回目のダウンを奪えるパンチを顔面にヒットさせること。
すると、テンプルにスイングが当たる。

第4ステージ
宿命のライバルであり、真の友とも呼べた力石の“死”からようやく立ち直ったジョー。何かに憑かれたように戦いに挑み、破竹の勢いで連戦連勝を続け、遂に、日本バンタム級チャンピオンの“タイガー尾崎”に挑戦する日がやってきた。
タイガー尾崎
攻撃力:7 / 体力(スタミナ):7 / スピード:7
攻撃力はさほどないが、ジョーは彼のボディにしか強く攻撃をしかけることができない。顔面にヒットしても、通常の1/3程度のダメージしか彼には与えられないのだ。ひたすらボディへの連打あるのみだ。

第5ステージ
テンプルにパンチが打てないという、力石の“亡霊”からもどうにか解放され、本来のコンディションを取り戻したジョーへの次なる挑戦者は、“無冠の帝王”世界ランキング6位の“カーロス・リベラ”。エキジビションマッチを経て、タイトルマッチが組まれた。
カーロス・リベラ
攻撃力:10 / 体力(スタミナ):9 / スピード:10
最初から凄まじく攻撃を仕掛けてくる。ジョーが彼に勝っているのは、スタミナだけであるのが少々つらい。彼の必殺技はエルボー。この攻撃を巧みに避けながら、タイミングを見計らったパンチと、スタミナを活かした持久戦法で乗り切ろう。

第6ステージ
ジョーは試合間近まで過酷な減量を強いられた。その対戦者は“戦うコンピュータ”の異名をとる、東洋バンタム級チャンピオンの“金 竜飛”。計算し尽くされた“マシン”と“野生”の天才との戦いの軍配は、いったいどちらに上がるのか。
金 竜飛
攻撃力:8 / 体力(スタミナ):8 / スピード:8
最初から最後まで、それこそマシンのごとく、一定のペースで戦い続ける。ロープ際に追い込まれると、独自の持ち技“チョム・チョム”を使う。 天性のカンにさらに磨きをかけた、ジョーの技の“見せ場”、それがこのステージだ。

第7ステージ
ジョーの“眠っている野生の血”を呼び覚ますために、“白木葉子”は『野生・粗暴さ・強さ』ともに申し分のない無名ボクサー“ハリマオ”を、マレーシアから呼び寄せジョーに対戦させる。はたしてジョーの野生は思惑通りに目覚めるのか………。
ハリマオ
攻撃力:9 / 体力(スタミナ):8 / スピード:15
ここまでくると、かなりの強敵。ジョーのスタミナが2/3程度に落ちた頃から“後方ひねり回転打”を出し始める。右へ左へと身軽に飛び回るので、攻撃もヒットしにくい。十字キーを下方向に向けると、ジョーもしゃがむことができるので、これもうまく利用したい。

第8ステージ
カーロスをコークスクリュー1発で廃人にしてしまった、パーフェクト・ワールド・チャンピオン“ホセ・メンドーサ”。迎え撃つは我らがヒーロー“ジョー”。 今、まさに熱いファイナルの時。日本武道館で、遂に戦いの火ぶたが切られた。
ホセ・メンドーサ
攻撃力:10 / 体力(スタミナ):9 / スピード:9
最強の対戦者。スタミナとスピードが数字的にはカーロスより下回っているが、防御がケタ外れにうまい。どんなパンチにも最高値10に近い攻撃力がある。必殺技はコークスクリューパンチ。ここではジョーの技もグローアップしているため、コークスクリューを使って応戦できる。感動のエンディングまであと一歩だ。


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